第100回 埼玉ミルトン・エリクソン研究会の御案内

特別ワークショップ 「大多和二郎先生による臨床動作法」
臨床家として「自分を知るための動作法」

 ミルトン・エリクソン博士とも親交の深かった成瀬悟策先生により障害児教育から端を発した臨床動作法は、現在その臨床適用範囲を広げ、心理 臨床において極めて重要な地位を占めつつあります。本研究会でも何度となくテーマとして掲げ、学んで参りました。  埼玉ミルトン・エリクソン研究会は、10年以上前、まだ若かりし臨床家の相互研鑽の場として始まりました。その際、僅かな会費ですが貯まるこ とがあれば外部から臨床の手練れを招いて学びを得ようと発起人達は語り合っておりました。その講師として今回お招きする大多和先生が挙げられ ておりました。その希望は、会費が貯まったことではなく大多和先生のご厚意によりようやく実現にこぎ着けることになりました。  ブリーフサイコセラピーを的確に、効率よく行うためには、自分の心身のリアクションや癖を、その場で自覚することが大切です。そのために動 作法を用いて自己リアクションへのアウエアネスを高めるという主旨で感情モニタリングの創始者でもある大多和先生から多くの学びを得たいとと 考えています。

開催日時:平成16年2月29日(日)10時開始(午前9時半受付)〜16時30分

開催場所:大宮ソニックシティ604会議室

定員:密度の濃いワークショップを実施したいと考えております関係で定員30名とします。

参加要件:参加資格をこれまで本研究会に参加した経験のある方、及び世話人に推薦を受けた方に限定させていただきます。参加の可否は主観的な判断になりますが、研究会への貢献度、お申し込みの早い順等から勝手ながら決めさせて頂きます。どうぞご理解下さいますようお願いします。

申込方法:下記までメールもしくはFAXにて、必要事項をご記入の上お申し込み下さい。1月末までに参加の可否をお知らせします(できるだけ早くいたします)。

WS窓口:熏H弘貴(たかく ひろき)

記載事項:@お名前 Aご所属 B連絡先(住所、電話、メール、電話、FAX等)Cこれまでの臨床動作法の学習の有無 D世話人推薦の方は推薦者名

参加費用:講師のご厚意もあり最低限の会費で開催したいと思いますが、今回は有料施設を利用する等々の理由から、参加者の方には幾ばくかご負担をお願いします。詳細はお申し込みの際に返信としてお知らせいたします。会場で現金を扱いたくない関係で、申し訳ありませんが、参加費は例会の際に熏Hへの手渡しか、お振り込み口座をお知らせ致しますので口座振り込みをお願いします。

講師紹介:大多和二郎 (おおたわ じろう)

略歴
1960年横浜生まれ 横浜国立大学大学院修了(教育学修士)
平成元年臨床心理士を取得し、河野心理教育研究所10年の勤務を経て、
1996年横浜心理臨床オフィスを開設。
開業臨床心理士として心理療法に携わりながら、山形大学教育学部、
日本大学芸術学部、神奈川県立看護専門学校等での非常勤講師として教育にも関わる。
2003年10月、日本臨床動作学会認定 臨床動作士取得。

現職
横浜心理臨床オフィス 主宰  (Webサイト http://www.ypoff.com )
横浜市教育委員会委嘱スクールカウンセラー
公立学校共済組合神奈川支部委嘱カウンセラー
日本ブリーフサイコセラピー学会理事
日本臨床動作学会監事

著書
『感情モニタリング入門編』 河野心理教育研究所1989年
『実践・問題行動教育体系 登校拒否』 開隆堂 共著1991年
『触感刺激法で性格が変わる』 祥伝社1992年
『現在のエスプリ 臨床動作法の理論と実際』 至文堂 共著1992年
『ブリーフサイコセラピーの発展』 金剛出版 共著1996年
『講座・臨床動作学5 健康・治療動作法』学苑社 共著 2003年5月

会場案内:JR大宮駅西口を出て、歩行者デッキをそのままに行くことができます。徒歩2分。
〒330−8669
さいたま市大宮区桜木町1丁目7番地5 ソニックシティビル5階

詳細をお知りになりたい方はお問い合わせ下さい。
Hiroki TAKAKU
高工 弘貴

世話人:浜野聡(埼玉県スクールカウンセラー)
菅原秀美(東京都スクールカウンセラー)
高工弘貴(埼玉県立栗橋高等学校)
三村旬(フリーサイコロジスト)

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(from 1998/6/1)