 |
 |
写真左から原作者の
島本和彦、藤岡弘、掘北真希 玉山鉄二、田中直樹、羽住英一郎監督 |
 |
玉山鉄二「みんなの度肝を抜く、すごい青春映画になった」 『逆境ナイン』完成披露試写会 舞台挨拶 
 とある高校の弱小野球部キャプテンが、部の存続をかけて熱いマインドのみで甲子園を目指す、熱血学園コメディ『逆境ナイン』。4月20日に開かれた完成披露試写会の舞台挨拶に、羽住英一郎監督と原作マンガの作者・島本和彦さん、キャストの玉山鉄二さんらが集結。まさに完成までの道のりは“逆境”だらけだったという、この作品にかけた熱い思いを語った。


 それでは全力学園の野球部キャプテン、その名も“不屈闘志”を演じられた玉山鉄二さんから、ご挨拶いただきたいと思います。
■玉山「今回の作品では、スタッフ・キャストとも心から楽しく現場に臨ませていただきました。すごく頭の柔らかい人ばかり集まっていて、現場でセリフやCGなどがどんどん変わっていったので、フタを開けてみると台本とだいぶ違った仕上がりになりました。とはいえ、みんなのやりたい事や求めているものは、見事に同じ方向だったように思います。 本作の見どころは男同士の友情ですが、本当に度肝を抜かれる、新しいジャンルのすごい作品になりました。この作品を機に、こうした青春映画が増えていけばいいな、と思っています」
続きまして、野球部のマネージャー・月田明子役で映画初ヒロインを務めた堀北真希さんです。
■堀北「今回は天然キャラの女の子を演じさせていただきましたが、“天然”を意識するというよりも“いつも一生懸命”でいることを忘れずにがんばりました。長い間三重県に泊まり込んで撮影したこともあり、スタッフ・キャストのみんながとても団結していて、助け合い、楽しみながらとてもいい映画を作り上げることが出来ました。見ていただく皆さんには、たくさんの逆境に立ち向かっていく私たちの姿を、ストレートに受け止めてもらえればと思います。また、一回見ただけじゃ分からないような仕掛けがあちこちにあるので、スクリーンの端から端まで、よく気をつけて見て下さいね!」
|
|
 |
 |
北海道まで原作者の島本さんを口説きに行ったと と語る羽住英一郎監督(写真一番右) | 「野球は知らないが人生は知っている」、野球部監督・榊原剛役の田中直樹さんです。
■田中「僕は原作の大ファンだったので、このお話をいただいた時は大変光栄で嬉しくて、毎日現場に行くのが楽しかったです。この映画では、出てくる人物のすべてがまっすぐで熱い人ばっかりなんですね。まして、玉山くんを始めナインのメンバーは、三重で2ヶ月も合宿のような生活をしながら撮影していたので、その温度みたいなものが確実に映像から伝わってくる作品になったと思います。映画を通して、瞬間瞬間を一生懸命、全力で生きてやろうと思えるような、前向きで素敵な映画になりました。楽しんでいただければ幸いです。それから、撮影が終わってから玉山くんにはご飯に連れていってもらいまして、しかも年下なのにお勘定まで払って下さって(会場笑)・・・この場を借りて『ごちそうさまでした』と言わせて下さい」
全力学園の厳しくも心優しい校長先生を演じられた、藤岡弘、さん、ご挨拶をお願いします。
■藤岡「今回、若い人たちに混じって楽しく仕事をさせていただきました。原作のマンガを読んだときには『どういう映画になるんだろう』と楽しくもあり、心配でもありましたが、映画を作るためにみんなが一致団結している姿を見ていて、本当に感動しました。 また、自分のセリフで『逆境には、はねのけられるものと押しつぶされるしかないものがある。押しつぶされてしまったら、絶望だけが残る。だけどもし、逆境をはねのけられたとしたら、その時には奇跡が起こる』という一文がありまして、これに感動しました。この一言をしゃべれただけでも、作品に参加した意義があったな、と思っています。 作品の方にも、最後に目頭の熱くなる感動が待っています。ぜひ多くの若い人たちに見てもらいたいですね」
|
 |
 |
 |
本当に度肝を抜かれる、新しいジャンルの すごい作品になりました、と語る玉山鉄二
| 続きまして本作の生みの親・原作者の島本和彦さん、よろしくお願いします。
■島本「原作のマンガ「逆境ナイン」を、15年前に書かせていただいた島本です。実は昨日復刻されるまで、本売っていませんでした(笑)。 そんな作品を映画にするなんて、恐ろしいですよね。よっぽど監督が作りたかったんだと思います。そして『作りたい!』と私を説得に来られてから映画が完成するまで、いろんな逆境が監督を襲ったらしいのですが、それにもめげず、素晴らしい作品が出来上がりました。『作りたいモノを作ったら、こうなるんだ』という映画は、なかなか見られないと思いますから、みなさん楽しみにしてください。 それから藤岡さんが感動したというセリフ・・・。実は『何か物足りないな』と思って、僕が後から書いて監督に送ったものなんです。監督は僕が口頭で言うことはことごとく無視するので、4ページのマンガに書いて送ったら、採用してくれまして(笑)。いやあ、送っておいて本当に良かったなあ(会場笑)。 私が15年前に書いた作品を、役者の方が演じて下さったことを本当に感謝しておりますし、ココリコの田中さんからファンだと言っていただいたりと、『夢をあきらめなければ、なんとかなる』ということを、本当に実体をもって体験させていただきました。ありがとうございました
昨年大ヒットした『海猿』を監督され、本作が監督二作目となる羽住英一郎監督、ご挨拶をお願いします。
■羽住「「逆境ナイン」は15年前、僕が助監督の時に読んでいて大好きな作品でした。困難にぶち当たったときに『参った』と言ってしまうと、後ろ向きな気持ちになってしまうのですが、その時に『逆境だ!』と言うと、なぜか根拠のない自信が沸いてきて前向きになれたので、それをぜひ、いろんな人に共通言語として持っていただきたいなと思い、映画化を決めました。北海道まで原作者の島本さんを口説きに行ったとき、『いやー、映画になったら原作本は復刻版が出て平積みですよ』とお話したのですが、とりあえず復刻版が出たので(笑)、約束が守れてホッとしています。その時に、『映画を大ヒットさせる』ともお約束したので、それも叶えられれば嬉しいですね。それからこの映画にはツッコミのキャラがいなくて、全員がボケっぱなしなんで(笑)、心の中でツッコミながら見ていただくのがいいかな、と思います」
登場人物の誰もが、とにかくまっすぐで熱い!がゆえに、かなりの大ボケ揃い・・・。監督のおっしゃっていた通り、ツッコミどころ満載のコミック・ムービーになっています。絶対にメゲない不屈闘志役・玉山鉄二さんの、思いきったコミカルな演技は必見! ・・・それにしても、かなりマヌケなことをしていてもカッコいい玉山さんは、スゴイです。
|