収録◇ 第1話 第2話 第3話 第4話 メイキング・オブ・レッドカード ◇ |
扉(雑誌掲載時のみ)
単行本には未収。絵柄はレッドカードを示す審判の手のアップをバックに全力学園のユニフォーム(背番号11)を着た赤井が歩いているという構図。
扉のアオリ(雑誌掲載時のみ)
限界を超えて闘う者のみが見る血の一枚!!
p14 1コマ目
赤井ケンが赤井剣に改められた。他にp14の4コマ目、p15の2コマ目、p40の2コマ目、p56の4コマ目もケンから剣に変わっている。ちなみに、第2話からは最初から剣になっている。
p64
1ページまるまる書き直し。元は悔し涙にくれる赤井のアップ「俺は…間違った!?」のセリフ。コミックスの「…俺は… 間違ってないっ!!」と比べると、はっきり言って180度の方向転換である。
ハシラのコメント(雑誌掲載時のみ)
▽ほのぼのとした赤井家の朝の団欒…じゃねえっ!…こ、これは一体……!?
▽男の朝は闘いから始まる…だが、食べ物は決して粗末にするな(罰があたるぞっ)!
前回までのあらすじ(雑誌掲載時のみ)
全国でも指折りのサッカー名門校『帝国学園高校』。夢と希望に満ちたこの場所へ特待生としてスカウトされることが主人公『赤井ケン』の目的であった…しかし、ライバル校『全力学園高校』サッカー部次期主将『姿 誠』との出会いが彼の決断を変えることになった・・・!?
p63 2コマ目
元は「俺には俺の道があるんだよっ オヤジっ!!」と叫びながら飯を食らう赤井だった。このままでは次ページの「押す」の意味が通じていなかった事に気づいたのか、入部希望届を差し出す赤井の姿に変わった。
p98 3コマ目
黒沼のセリフの一部。元は「赤井の18番の」だったのが「赤井18番の」に変わっている。これは誤植の可能性大か?
p101 2、3コマ目
赤井の親父登場シーン。2コマ目の足音が加筆された。3コマ目、元は赤井の肩をグイッとつかむポーズだったのが、懐から入部希望届けを取り出すところに変わった。たしかに2コマ目の懐から突っ込んだ手からすればつながりがいい。ちなみに2コマ目の親父自身は元のままである。
ラストのアオリ(雑誌掲載時のみ)
▽迷いを捨て、自分自身の気持ちに決断を下した主人公『赤井 剣』。
彼の眼差しの先には…未知なる希望と挑戦、そして…
新たなる好敵手達との熱き「男の闘い」が待ち受けていた……!?
次回も刮目せよっ!無視したらキック!!
扉のアオリ(雑誌掲載時のみ)
赤井剣と全力学園サッカー部の熱き闘いが今、はじまる!!
前回までのあらすじ(雑誌掲載時のみ)
赤井剣は、帝国学園の誘いを断わり全力学園に入学した。しかし、彼は父親に入部許可書へ印をもらえず苦悩していた・・・いっそのことサッカーから身を引こうとする彼だが、姿との対決を最後にしようと男の勝負を挑んだ。互角の勝負…だが、その姿は父親の心をつかんだ。
p107 6コマ目
赤井のセリフ「いいたいのかっ!?」が「言いたいのかっ!?」に変わっている。
p109 5コマ目
赤井のセリフ「デクの棒」が「デクの坊」に変わっている。
ラストのハシラ(雑誌掲載時のみ)
▽出遅れてしまった赤井剣!どうする!君はそこにいていいのか!?
扉のアオリ(雑誌掲載時のみ)
大激震を引き起こしたキャプテン・姿!!
どうなるんだ!!?全力学園サッカー部!!!
ハシラのコメント(雑誌掲載時のみ)
▽もめる全力学園サッカー部!!
前回までのあらすじ(雑誌掲載時のみ)
打倒帝国学園サッカー部に燃えるキャプテン姿の言葉に、あえて全力学園にやってきた赤井剣!しかし強引なキャプテンのやり方にサッカー部は割れてしまう。その中、赤井は思わぬ数の共鳴者達のいきおいでつい出遅れてしまい、姿とは敵対する側となってしまった。
登場人物紹介(雑誌掲載時のみ)
●赤井剣●強豪、帝国学園の誘いを断りあえて全力学園にきた男!
●姿 誠●全力学園サッカー部の新キャプテン。打倒帝国に燃えている。
●白波夏海●男子サッカー部に入部を希望する謎の凄腕美少女。
p149-155
構成が大きく変わっている。わかりやすいように表にしてみる。
単行本
ページ単行本内容 雑誌掲載時 p149
5コマ目「お 俺も狼のはず!!」と駆け出す赤井 「ただし・・・」と言いながら残った部員達をチラッと見る姿。その中には赤井がいる。 該当ページなし 1ページ分カット 「なぜだ…なぜお前がそっち側にいるのだ赤井っ!?」と思う姿 「…どっ どうする」戸惑う赤井 「お…俺は間違った!?」赤井のアップ p150
1コマ目赤井をつかむ先輩の手 先輩に肩をたたかれビクッとする赤井 2コマ目 「期待しとるぞ!!」と赤井に話しかける先輩 (ここから同じ) p150〜p153 p150の1コマ目を除き、修正なし。ただし、1ページ分カットされているため見開き位置が変わっている。コミックスのp151とp152にあたる分が見開きになっていた。 p154
1コマ目閉まる器具室の扉を見ていおる姿 1ページ追加 2コマ目 「さてと… 集まったのは7人か…」 3コマ目 姿のアップ 4コマ目 姿のモノローグ p155
1コマ目「……」 絵は同じで「さてと」 2コマ目 「FWが6人か・・・」 絵は同じで「集まったのは7人か…」 3コマ目 「仕方ないな ディフェンスは「コンパクト」に行(おこな)って…おれがバックスにつくか…思いきった布陣になるが−」 絵は同じで「仕方ないな ディフェンスはコンパクトで行(い)って…おれがバックスにつくか…思いきった布陣になるが−」 4コマ目 「大丈夫だ!こいつらなら何とかなろう!!」 (全く同じ) 結果として、コミックスのほうが見開きの具合から言っても具合がいい。なぜこうなったのか?あくまでも私見だが、コミックスで収録されなかったページの最後の赤井のセリフが本来の第3話のラストではなかったのかという推理が成り立つ。第1話、第2話のラストと符丁が合っている事がその根拠だ。締め切りに追われたパズラーの苦悩する姿が見えるような気がする…。
ラストのハシラ(雑誌掲載時のみ)
▽ついに帝国に誘われたその実力の一端を見せた赤井剣!!しかし君は本当にそれでよいのか!!!
当然のことながら、コミックス書き下ろし。
第1話「わからん敵を叩け!!(初代担当H田登場)」
第2話「みえない敵を叩け!!(2代目担当F登場)」
第3話「最強の敵は叩けん!!(古代担当K田復活)」
コミックス名 |
角川コミックス・エース KCA16−4 |
書名 | レッド・カード(1) |
著者 | 島本和彦 |
初版発行 | 1997年12月6日 |
発行者 | 角川歴彦 |
発行所 | 角川書店 |
定価 | 本体540円 |
ISBN | ISBN4-04-713204-7 |