レッドカード編(1)


己を磨く困難な道を行くか、
楽なぬるま湯につかって3年間鼻歌を唄うか!!

男として好きな方を選べ!!

『レッドカード』より

人間…良くなるときもダメになるときも時間というものが必要だ…

一瞬にしてダメになることはない…
じょじょにダメになっていき、
気がついたらダメになっているもの

今はまだ大丈夫だ

『レッドカード』より

果物はくさる直前が
最高にうまい状態だという…

男とて同じ

『レッドカード』より

男には4つの習性がある…

一つ、ばかな目標を持っちまうこと!

二つ、目標以外は見えずにまっしぐらに進んじまうこと!

三つ、その結果とことん叩きのめされちまうこと!

四つめは…

それでもやっぱり立ちあがっちまうこと!!
立ちあがっちまうしかないことだ!!

『レッドカード』より

一度倒れて立ちあがってきた男たちと――
一度も倒れずにつっ走っている男たちと――
どっちが実際に強いのか――
やってみなくてはわからん…!!

(一度倒れたほうが強いに決っている)

『レッドカード』より

勝てるときが来るまで
じっとがまんして待つってのも必要なんだ

男になるためにはクリアーしておかなきゃならない項目の一つだ

『レッドカード』より

人間なかなか自分に理解できないものを認めることは難しい…
自分のレベルを超えたものに対してはなおさらのことだ

だが、けちなこだわりを捨て
自分以上のものは自分以上のものとして認めたとき

その時はじめて男は一歩前に進む
ことが出来るのかも知れん!!

『レッドカード』より

墓穴を掘ろうとしている男達には同じニオイがする

穴を掘るさびたスコップのにおいだ!!

『レッドカード』より

宇宙はひとつだ!!

お前のサッカー生命はなあ

じつは俺のサッカー生命でもあるんだよ

『レッドカード』より

正しいものもまちがった使い方をすりゃあ…
まちがったモノになる…

まちがったモノも正しい使い方をすりゃあ…
正しいモンになる!!

『レッドカード』より

基本的に男ってのぁ
女にカッコ良く見られたいが為にがんばってるんだよな…

『レッドカード』より

あんたはパパラッチジャーナリスト!

人の一番見られたくない所を暴く人間隠し撮りカメラ。
人の涙をあざ笑い金にも換える鋼鉄のハート!!

もっといい言い方した方が…
「隠された真実を暴く人」の方が人聞きがいいスよ。
「社会の歪みを訴えるプロ」あたりが…

甘い、甘い!!

『レッドカード』より

レミングだって…負け犬にだって…
牙はあるってことを教えてやるぜ!!

『レッドカード』より

自分がその行為を見ていたら止めたくなるかもしれないが
俺の行為は俺には見えんから止めようもないっ!!

『レッドカード』より

キーパーはボールを追うのではなくプレイヤーの目を追うんだ!

そうだ。ボールは物質ではない。
プレイヤーの魂の伝達物質・・・
キックした男の魂が弾けてとんでいくものだからな

『レッドカード』より

男の敵はいつだって予測不可能なのだから!!
誰であろうとかわりはない!
俺は俺の精神と技術の限りをつくして立ち向かう。
その時俺のプレイは相手の技術と相乗効果をなし、
奇跡的な限界を超えた結果を生み出すのだ。
その一瞬の輝きのために俺たちは・・・

『レッドカード』より

相手が憎むべき相手だからといって
憎まなければならない訳じゃあない!!

誰もが復讐して当然の相手だからといって、
必ずしも復讐しなければならない訳じゃあないんだ!!

『レッドカード』より

やり返すのも俺の自由なら

あえてやり返さん自由も俺にはあったのだ!!

『レッドカード』より

そうだ。男というものは常に迷う(彷徨人)だ。

それはそれでいい・・・
ひとつの道を見つけ出すために男は迷い続ける

その姿はまさに(ハテナ)そのものなのだ!!

『レッドカード』より

自分がいま迷っているのかどうかすらわからん者たちにくらべて(ハテナ)の男は逆にさわやかだ。
だが、
ではいかん。いつまでものままではいかん!!
男は
から(ケツイ)にかわらねばならん時がすぐにやって来る

男のは実は期間が限定されているものなのだ!!

『レッドカード』より

しかし世の中いつまで待っても「正しい答え」など「確かな結論」などでてきやしない!
だから自分が正しいと信じるなら、たとえ何%かその道がまちがっていたとしても

GOサインを出せ!!

『レッドカード』より

その道が90正しいなら自分の力で100にする。
もしも40しか正しくなくても己が60プラスすればいい

自腹を切って60プラスだ

己が犠牲となって100に仕上げようというその決意。その決意と責任の固りを

男の塊りと言うのだ!!

『レッドカード』より

こうやって男は(ハテナ)のマスクの上に(ケツイ)を被り・・・
さらにいずれまたその上に
を被ることになっても再びその上にを被り・・・
どんどん男の厚みをまし、大きくなっていくのかもしれん・・・

『レッドカード』より

なんか…ありがとう!!

『レッドカード』より

自分にとって大切でないものなら、たとえどんなに汚しても気にもとめないが
最も大切にしていたものを傷つけちまった時は違う・・・

全力で守るべきものを傷つけちまった魂は、
もう、その場にとどまることは出来なくなってしまうのだ!!

『レッドカード』より

ごくせまい範囲内での「いい人」になることを求めて
「ちっぽけな野郎」になり下がっているぜ!!

『レッドカード』より

ぶつかることのできなくなっちまったイノシシは・・・

『レッドカード』より

おしまい