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樹齢の高い杉や大きな岩に囲まれ、
厳粛な雰囲気の中にいくつもの堂宇
が点在する山寺は、天台宗の古刹で、
比叡山延暦寺の別院でもあります。
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上り始めてすぐの出店にまたつかまる。
(ははは)
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加納ちゃんが食べているのは名物の 力こんにゃく。(おいしそ〜でしょ) それにしても・・ 食い過ぎだっつぅーの!(笑) そしていよいよ・・山門をくぐります。 |
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「奥の細道」で松雄芭蕉は山寺を、
「閑さや岩にしみ入る蝉の声」と詠んだ。
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連休中の人出でその情景は浮かばない。
私は周りの風景を記憶に焼き付けてから
目を閉じてみた。想像が人だけを消し去る。
生い茂る老杉。
急な角度の細くて長い石段。
深い木立の中に点在する奇岩。
そうか・・こんな感じ・・
次の瞬間、私の心は静寂で満たされる。
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最上部 "奥の院" にたどり着くまでには、
合計1015段もの階段を上り切らない
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とならない。 最近の運動不足がたたり、途中 もうバテバテ状態の柳澤。(ははは・・) 近くに(なぜか)あった赤いポストを見て、 郵便局の人は毎日大変だな〜って思った。 |
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でもその直後、"奥の院" が見えた。
なんだ、もうほぼ上りきってたのか。
いちいち数えながら上れないので、
今どの辺なのかわからなかったけれど・・
とりあえず・・やった。
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私は200円のお賽銭で願い事をしました。 加納ちゃんはおみくじで大吉を引きました。 時間がゆっくりと私達のまわり流れていきます。 |
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日差しがとても暖かい・・
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宝珠山の上から見渡した山々が、
春の穏やかな気候の中、とても青々
として私の目に映る。
桜の花は五月の風にのって、
私の目の前を舞っていました。
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向かって左側の最上部に位置する五大堂は、
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山寺唯一の舞台式御堂。自覚大師が五大尊 を安置し、仏法隆盛と天下泰平を祈った所。 舞台式というだけあり、五大堂からの眺め はとても素晴らしい。遠方に広がる奥山寺 の山々まで良く見渡せます。 |
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上りと下り、ゆっくりと見てまわり、
1時間半ほどの時が過ぎていきました。
春のうららかな時間は私にとって、
とても心地の良いひとときでした。
お昼にはこれまた山形名物の「いも煮」
を食べて(ホント!食い過ぎだから!)
のんびりしていましたが、もうそろそろ
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家路に着かなければならない時刻が近づ
いてきました。
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「じゃね、やなさん」
私の家から2Kmと離れていない所に住んでる
彼は、約400Kmも離れたこの見知らぬ街で、
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まるで近所でお茶でもしていたかのように あっさり帰っていった。 そう・・私達にとって、一人の旅は何も特別 なことではない。 別々の道を走っていても、 違う景色を見ていても。 まだ旅してる お互いの存在は確かに感じられている。 頭の上には東北の青い空が広がっていて、 暖かな日差しを降りそそぎ続けてくれていた。 |
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それにしても本当に楽しかった。 遠いみちのくの大地でよくみんな会えた。 感動もんです。 |
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