それにしても幻想的。 　　 　　 　　趣深い造形と鮮やかな色合いが 　　闇の中に浮かび上がるさまは、 　　なんとも言えない雰囲気。 　　 　　思わずクビが痛くなる程見上げていた。

「ねぶた祭り」は毎年８月の第一週に 　　７日間にわたり、青森市内と弘前市内 　　の２ヶ所で同時開催される。

「ラッセラー、ラッセラー」の掛け声に 　　合わせ、豪華に光り輝き、行進する 　　巨大ねぶたのまわりをハネト（跳人） 　　が取り囲んで乱舞する。 　　 　　 　　夏の夜空に鮮やかな絵模様が浮かび 　　上がるのだ。

あ〜あ、それにしても 　　もう一週間早く来ればなあ・・・。 　　今度来るときはゼッタイ見たい。

「ねぶたの里」をあとにして、 　　国道１０３号線を十和田湖方面へ向かう。 　　 　　 　　まるで北海道にあるようなまっすぐな 　　道と高原は、オープンカーには最高の 　　シチュエーション。　天気はいまいちだけど 　　なんか気持ちいいな。

十和田湖の支流にあたる川沿い 　　を走っていると、木と綱で作られた 　　つり橋が現れた。

こんなに大きな橋なのに金属の 　　部分がほとんどない。　それでいて 　　渡ってみても、ギシギシ音がしたり 　　揺れたりしない。 　　 　　 　　 　　川原で子供たちが無邪気に遊んでいた。

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