| vol.4
2006/1/24(火)三日目:「時間がない」 ホテル ⇒ シャトレ ⇒ シテ島 ⇒ ギャラリー・ラファイエット ⇒ ジャン・ミエ ⇒ カイザー ⇒ be ⇒ レオンで夕食 ⇒ ホテル |
昨夜のお酒が残っていてやや辛い部分もあるが、黒っぽい木苺(Mure)のヨーグルトやオレンジジュース、バゲット、クロワッサン、カフェオレを食べる。 このホテル、バゲットが美味しい。どこがどうって説明できないんだけど、素っ気無い中に粉の美味しさがあるというか。 どうして、フランスのパンはこんなに美味しいのだろうかねえ。湿度かなー?食材かなー?両方だなー。 ■ ホテルのロビーにある自動販売機で「カルネ」を買う。 自販機なので小銭が必要だ。お札も入って、おつりがちゃんと出てくる自販機は、こういうところにはなかなかない。10.70ユーロの小銭というのも小銭入れに入っている額ではなく、レセプションで両替を頼む。現金はあまり置いていないらしい。上のレストランのある階に行ってくれ、と言われた。恰幅のよい白人系のおじさんがキャッシャーにいた。彼が責任者クラスなのかもしれない。両替を頼んで、再度階下へ。ラップで包まれたカルネが、落ちてきて無事ゲット。手に入るまで油断がならない。 | ||
| ■ 午前の予定は、同じツアーの母娘さんで親しくさせていただいたお二人をノートルダム観光にお誘いし、その後、お買い物もあるだろうからデパートまで行き、解散することにした。 ■ まずは、ベルシー・ヴィラージュまでの路線バスに乗り、地下鉄14号線の「Cour Saint-Emillion/クー(ル)・サンテミリオン」へ。そこからメトロでシャトレまで行き、地上へ。シャトレも朝早いと閑散としている。まだ、白く月が空にある。1月も20日を過ぎているというのに、クリスマスや新年の飾りがそのままだ。その割りに、うら寂しい感じがしない。まだ、お祝いの雰囲気が残っているようだ。 | ||
| ■ テクテクとシテ島へ渡る。 パリ市内は、駐車違反にかなり厳しくなっていて観光バスがノートルダム寺院の側で駐車していることはできないらしい。 ■ 市内観光で、ノートルダム寺院の観光がない、って寂しくないですかね。ここがパリの起源なのに…。と、無理やり二人を引率してきたわけです。なので、ガイドさながらに教会建築やキリスト教のシンボルの説明なんかしちゃったよ。お節介だな、わたし。だって、興味がないヒトには、ただのお節介焼きのおしゃべりに付き合わされているようなもんだからさ。 |
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| ■ それにしても寒い。ノートルダムからサン・ルイ島までぶらぶら歩きなんてできそうになく、さっさと地下鉄に潜り込みギャラリー・ラファイエットへ向かった。ここで、お手洗を拝借し、解散。 ■ わたしは、ラファイエット・グルメでF先生に頼まれたducroの「NOIX DE MUSCADE et son Macis(ナツメグ)」を探す。これは、薄い緑のユニークな形のガラス瓶にナツメグがホウルのままメースという部分も入っていて、小さい下ろし金までついているのだ。30g入りで 3.53ユーロ(500円超)というのは、よく出回っている粉末のナツメグより格段に高価だ。が、下ろして使うと本当に香が違う!あちこちモノ・プリで探したけど、わたしが見かけたのはラファイエット・グルメと「ベルシー2(ドゥ)」のカ(ル)フールだけだった。 ■ それにしても、この売り場は溜息ばかり出る。あれもこれも味見したい。クリスティーヌ・フェルベールさんのコンフィチュールなんてどれにしていいか悩む、悩む。結局、二種類買う。誰にもあげずに一人で完食しました。 ■ ポワラーヌのただ菊型(マーガレットなんだろうな(笑))で抜いただけのシンプルなクッキーがアバウトな量でグラム単位の値札が付けられてあり、適当な金額のところを買ってみた。なーんも入っていないクッキーが、美味しいのだよ…。粉か?バタか?なんなんだよー。というくらい美味しかった。 ■ フランス各地の名産品もあるので、修道院メイドの咽喉飴、リコリスという文字が読めたのでこれはいいだろうなと思って買ってみたり、日本円にして6,000円ちょいお買い物しました。ここのキャッシャーでは、T/Cが使えず、泣く泣くカードを使いました。ここでT/Cが使えていれば、後で現金不足になることはなかったのに。 ■ ↓PAULのクルマに映り込んでいるのがギャルリー・ラファイエットです。このクルマ可愛いです。 | ||
| ■ ラファイエットを後にして、ジャン・ミエで昼食を取ろうとバスの経路を探す。ぶらぶらマドレーヌ寺院のあたりに出て、エッフェル塔の近くで降りることにした。前日、付近を歩いているので距離感が解ってよかった。安心できるのね、時間や距離が読めると。いい天気だけど、ものすごく寒い。 ■ いよいよ初めての「ジャン・ミエ」であります。どきどきしながら、周囲の様子を眺めつつ、入店。地元に馴染んだ暖かいお店だった。キッシュとコーヒーを頼んで待つ。ほっこりとしたキッシュをいただき、ミモレットの入ったサブレを買ってお店を出た。いつまでも座っていたかった。 |
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| ■ それにしても、生ケーキをなんで買わないのだ、わたしは!実は、相当舞い上がっていたんですわー。もじもじ。 ■ 次回は、この近辺にホテルを決めて日参します。わたし、ジェラール・ミュロの時も一回目はあがってるんだよね(爆)。返ってラデュレの方が平気だったさ。何が、わたしをこんなに緊張させるのかしらね? | ||
| ■ ↑プージョランも寄りたかったけど、TV取材が入っていて、あえて入るのはどうかなという感じ。そのまま河岸まで出て、次の予定を考える。どうしようかなあ。このままカイザーまで行くのは、ちょっと疲れたよ。一回ホテルに戻ろうかな。ラファイエットで買ったコンフィチュールの瓶だとか重い物は置いておきたいし。しかし、最寄のバス停が、行きたい方向にない。かなり歩き回る。いっそのこと、とシャンゼリゼまで出てみた。昼間なのに、水溜りが凍っているよ。 ■ 結局、24番のバスで、コンコルド広場からベルシー・ヴィラージュ経由でホテルに戻ることにしました。 このバスは、「Gare Saint-Lazare:サン・ラザール駅」からパリ市の東側郊外の「Ecole Veter. de Maisons-Alfort」というところまでかなりの距離を走っています。曜日や時間帯などによって、全線行かずに、途中の「Gare d'Austerlitz:アウステルリッツ駅」までのこともあるのでご注意下さい。 Concorde(コンコルド広場のホテルクリヨンの前辺り)からバスに乗り、Pont Royal やPont neuf quai du Louvreを経由し、ここからシテ島に入ります。メグレ警視でおなじみのQuai des Orfevres(オルフェーヴル河岸)を通過して、Petit pontから左岸に入り、サン・ジェルマン大通りに入りますMaubert-Mutualiteを通り、Jardin des Plants(植物園)を過ぎ、Gare d'Austerlitz(アウステルリッツ駅)まで来ます。 ■ ここからもう一度、右岸に渡ります。そうすると向うにポール・シュメトフが設計した「Ministere de l'economie et des finances / 経済財政産業省(大蔵省)」(上の真ん中の画像です)が見えてきます。Gare de Lyonも通ります。降りるのは「Terroirs de France」が最寄となります。ふー、タリフ一枚で延々とバス旅行しちゃったよ。 バスの中には、荷物が大きい時の注意などこんな風(上の右端の画像です)に記してあります。 ■ ベルシー・ヴィラージュは、メトロ14号線だと「Cour Saint-Emillion/クー(ル)・サンテミリオン」が最寄り駅です。 Bercyで降りないようにご注意。下の左端の画像が、地下鉄の駅への入り口です。 | ||
| ■ この界隈は、ミッテランによって再開発された地域で、居抜きでワイン倉庫をブティックやレストラン街に変えた面白い場所です。真ん中に通路があるようにして向き合った店が、テントや、テーブルを外に出して開放的な雰囲気を真冬だというのに、マイナス二桁の気温だというのに、醸し出しています。 ■ 「Olivier & Co」の外では、カップスープが屋台を出していました。だって、寒いんだもーん。 コスプレって、英語だと「Costume play/コスチューム・プレイ」→時代劇ってことになるのではなかったかな。「Musee & Compagnie」というミュージアムショップみたいなお店では、少女向けのドレスが展示されていました。まさに、西洋時代劇の扮装ができます。 |
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| ■ さんざん見てまわったのですが、結局わたしがお買い物をしたのは、フランス版クロワッサンの店みたいな雑貨屋さん「Resonances」のエプロン(7.48ユーロ)です。エプロンはサイズがないからいいだろうと思ったら、胸当て?の部分が若干たるむのでありました。微調整が必要ですな。そのまま我慢して使ってますが(笑)。 ■ ここからホテルのある方へは、本当に頻繁にバスが出ている。わずか3つくらいの距離だけど、クルマがびゅんびゅん走っているすごい幹線道路を横断しなくちゃいけないので徒歩では無理だ。ホテルに戻ると、とても気になっていたカルフールへ行ってみることにした。 ■ ベルシー2(deux : ドゥ)という複合施設に隣接してホテルがあります。 ■ カルフールは3階だったかな?、階段ではなくスロープを登っていくことができます。ベルシー2の一階には、PAULもあったしテイクアウトできるお店があったので便利かもしれません。カルフールでは、LUのお菓子を買いました。これは、フランスの不二家かブルボンかというお菓子メーカーで、美味しくてリーズナブルなクッキー類がたくさんあり、会社や知人に配るのにぴったりです。わたしは、個包装になっている「Petit Ecolier」というブルボン・アルフォートの美味しいのみたいなのが好きです。他には、クノールのスープや、ボスがマギーブイヨンは、日本のと味が全然違うというのでキューブを買ってきました。言われてみれば、違うんだろうねえ。とても美味しかったです。これはもっと買ってきてもよかったなあ。インスタントのスープも、なかなか組み合わせが面白いです。最初にここで買い物をがーっとしてもよかったかなあ。 ■ さあ、いよいよ日本の情報誌に載っていたお店の探索です。 ■ パッシーの方なので、一度、Auberまで出る。パリくらいなら歩いて回れると思っているので、「Eric Kayser:カイザー」まで歩く。が、なかなか見つからない。地図で見るとわざわざ乗り物を使うのもねーと思うのだが、時間がない時には使うべきですね。へとへとだったもの…。カイザーではあんまりゆっくり選ぶ気力もなくて、ウィンドウの上に置いてあった袋詰めのいろんな味の小さいボール型の焼き菓子を買う。 カイザーでパンを買わないわたし…。ナニをやってんだか…。 ■ 更に、カイザーとデュカスのコラボしたショップ「be」を目指す。なんかこうなると巡礼みたいな聖地巡りですよ。もうちょっとゆっくりしたかったなあ。パッシーのあたりで、ふと見上げるとサクレ・クール寺院が意外と近くに見えたりする。この、地図でしか把握していないパリが、思わぬところで三次元の景色を見せてくれると、リアルなパリに感動する。 「be」は、意外とコンパクトなお店で、お姉さんは優しい応対をしてくれたのだが、口頭で選んで頼むというのが、疲労もあって億劫になり、やはり、ウィンドウの上にあった包装された焼き菓子を買う。ここでは、ブーランジュリー・エピスリーというコンセプトで品揃えしているのだが、何せ午前中にラファイエット・グルメに行っているので「あ、あれはあったわ」みたいな気持ちになってしまっていかんいかん。 休憩して、飲食すればいいのに、わたしってば。 ■ このお店の裏手に大きなロシア教会があって、通りにマトリョーシカを飾ったお店があったりで、探索したい気持ちもあったけど、ツアーの人たちと晩御飯を一緒に食べる約束をしていたのでオペラまで急ぐ。 ■ なんと彼らは、ナニをどう頼んでいいか解らなくて、お昼はマックでコーラを飲んだだけらしい…。皆でがやがや食べるので「Leon」に行くことにしていた。「ムール貝の専門店に行きますが、ムール貝は平気ですか?」と確認したのですが、着いてから「ムール貝以外はないの?」と聞かれた(笑)。そんなもんだよね。とりあえず、ムール貝とポムフリットを食べ、最後のパリの夜となる。 え?もっとちゃんとしたところに行かないのか?って? 行きません。ちゃんとしたところは、始まる時間も遅いし、食事の時間もたっぷりとるので、へとへとツアー続行中の身には向かないと判断しました。しかも、最終日の朝は、すごく早いのよ。 ■ マドレーヌまでぶらぶら歩いて、メトロでクール・サンテミリオンまで行き、バスに乗ってホテルまで戻る。 もうパッキングしなくちゃいけないんだよー。とっとと、入浴して、お片づけ。 ■ おやすみなさい、パリ。じゃなくて、ポルト・ド・ベルシー。 | ||
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