|

|
左はテレビマガジン1977年3月号の巻頭で報じられた、ミクロマンコマンドの速報ページに掲載された試作品。
当時の開発者・小川岩吉氏によると、遺跡型のケースは当初発泡スチロールに人形を封入し、破壊して取り出すといったアイデアもあったとの事。
|
|
1977当時、いわゆるミステリーブーム(UFOとかナスカの地上絵なんかのアレ)があった。コマンドシリーズは、そんな神秘的な世界観をモチーフとしたラインである。このM151シリーズはモアイ像をモチーフにしたケースに入っている。
絶妙に記号的にデザインされた遺跡のケースと、夜光パーツを使用した腹部の構成は、それまでのミクロマンとは一線を画した明確なモチーフを持ったデザインとなり、「世界中の遺跡から蘇ったミクロマン」というストーリーと世界観が強くアピールされている。
そして太ももに開けられた2ミリ径の穴にはメッキされたウイングパーツ「反重力ジャンパー」を取り付ける事が出来る等、その後のシリーズに新たなる拡張性をもたらす工夫がなされている。
|